2021.08.29 | カメラ

【レビュー】ソニーVlogカメラ「ZV-E10」はVlogの撮影体験を変えるカメラ

Vlog用にスマホ以外のカメラがほしい。でも、何を選んだらいいのか分からないし、操作も難しそうで自分で扱えるか不安…。こんな悩みを抱えていませんか?

そんな方におすすめしたいのが、SONYのVlog用カメラ「VLOGCAM ZV-E10(以下、ZV-E10)」。

SONY VLOGCAM ZV-E10 約78,000円

ZV-E10は、同社が販売するVlog撮影に特化したコンパクトデジタルカメラ「VLOGCAM ZV-1」の後継機です。Vlog撮影に便利な機能やデザインは引き継ぎつつ、センサーサイズがZV-1の約4倍のAPS-Cを搭載。レンズ交換もできるようになったミラーレス一眼カメラです。

Vlogに最適なミニマルデザイン

●シンプルなボタン配置

撮影に最低限必要な「電源ボタン」と「録画ボタン」をわかりやすく大きなボタンで配置

ミラーレス一眼カメラでありながら、直感的に操作できるシンプルなデザインで、カメラ初心者でも扱いやすいカメラです。

●撮影で便利なバリアングルモニター

Vlog撮影には必須の機能

カメラのモニターは「バリアングルモニター」を採用。プレビューを確認しながら、撮影準備や自撮りをすることができます。

例:低い位置での撮影をするとき、モニターを斜め上向きにすることで楽な体勢で撮影可能

バリアングルモニターは360度回転させることもできるので、シチュエーションに応じて様々な角度に調整して撮影することが可能です。

●握りやすいグリップ

ZV-E10はZV-1と比べて、グリップがかなり握りやすくなりました。握りやすさでいうと同社のフルサイズミラーレス一眼カメラα7cと同程度です。

比較:(左)ZV-1・(右)ZV-E10

ZV-1と比較すると、大きさの違いが分かります。フィット感は人によっても変わってくるので、ぜひご自身の手で触れてみてください。

●取り払われたファインダー

比較:(左)α6400・(右)ZV-E10

ZV-E10は動画の撮影に特化しているため、ファインダーがありません。同社が発売しているミラーレス一眼カメラ「α6400」と比較すると、ファインダーがない分モニターのサイズが大きくなってるのが分かります。

もしもファインダーを覗いて写真を撮りたい方は、α6400などのファインダー付きカメラがおすすめです。

スマホから、Vlogカメラ「ZV-E10」へ

●スマホ以外のカメラを持つ

スマートフォンの登場で、より気軽に写真や動画を撮ることが出来るようになりました。スマホは常に持ち運ぶモノなので、心が動いたその瞬間にサッと取り出して、シャッターを切ることができます。

しかし、スマホはチャットをしたり、SNSを投稿したりと別の用途があるため、「Vlogを撮ろう」と思ったときに、スマホだけで撮影するのは少々不便です。(以下のような課題があります)

  • すぐに充電を消費してしまう
  • 長時間撮影するとスマホが熱くなる
  • データの管理が煩雑になる

そんな時、スマホとは別に「ZV-E10」のようなカメラを持つことで、スマホの充電や熱暴走を気にすることなく撮影することができ、データの管理も簡単に行えます。

●いつでも持ち歩きたくなるコンパクトさ

サイズ:約115.2(幅) x 64.2(高さ) x 44.8(奥行き)(mm)
本体のみの重さ:約299(g)

ZV-E10本体の幅が約11cmとコンパクトな設計。SDカードやバッテリーを入れた時の重さも約343gとりんご一個分くらいです。りんご一個分の重さであれば、カバンに忍び込ませたり、首からかけたりしてもそこまで気にならない重量感だと思います。見た目もミニマルで可愛いので、ついついお出かけに持っていきたくなるカメラですね。

●スマホにもらくらくデータ送信

専用アプリ「Imaging Edge Mobile」が必要

専用アプリ「Imaging Edge Mobile」を使えば、ZV-E10で撮影した写真や動画を、簡単にスマホに転送することが可能です。操作もカメラのメニューからQRコードを読み込んで連動させるだけ。スマホでVlogの編集をしたい時や友達とデータを共有したい時に重宝します。

●iPhoneよりも安い価格で

VLOGCAM ZV-E10L(レンズキット):約89,000円

ZV-E10の隠れた特徴が「価格」です。

レンズ交換式のカメラというと10万円以上するものがほとんど。なかなか手が出ないという方も多いでしょう。

そんな中、ZV-E10は”価格破壊”とも呼べる価格を打ち出してきました。

  • VLOGCAM ZV-E10(本体のみ):約78,000円
  • VLOGCAM ZV-E10L(レンズ付き):約89,000円

同じセンサーサイズのカメラと比較してみましょう。同社が2年前より発売している「α6400」の本体価格は11万円前後。

SONY α6400本体:11万円前後

ZV-E10本体と3万円くらいの違いがあります。カメラ性能自体はα6400と互角、動画撮影に関してはZV-E10の方が優っているのにも関わらず、この値段設定は”破格”としか言いようがありません。

レンズ付きでも最新のiPhoneよりも安い値段で買えるので、スマホ以外のカメラとして購入を検討してみてはいかがでしょうか?

Vlogの撮影体験を広げる機能

ここからは、ZV-E10の「機能性」について深ぼっていきましょう。

●ZV-1より大きくなったセンサーサイズ

センサーサイズ:APS-C

冒頭でも少し触れましたが、光の取り込む量を決める「センサーサイズ」に、一般的なスマートフォンの約10倍、ZV-1の約4倍の大きさの「APS-C」を採用。

センサーサイズが大きくなると、より高画質でボケ感の強い写真や動画を撮れたり、夜間でも比較的ノイズを軽減して撮影することができます。

撮影機材:ZV-E10+パワーレンズ

上図の写真も、明るいところ(空など)と暗いところ(木の影など)の両方がくっきりと撮れていて、黒潰れや白飛びがほとんどありません。

●ノイズを軽減するマイク

指向性3カプセルマイクを搭載

ZV-E10の上部を覗くと、他のカメラではあまり見ない大きなマイクが堂々と設置されています。このマイクにより、ノイズを軽減させたクリアな音を集音することが可能。また、付属のウィンドスクリーンを取り付けることによって、風切り音などのノイズをさらに軽減してくれます。

付属のウィンドスクリーン:かんたんに取り付け可能

ウィンドスクリーンは、マイクとなりのシューへ簡単に差し込むことができます。

●レンズ交換で表現の幅を広げる

Eマウントレンズ(ソニーのミラーレスカメラ用レンズ)が取り付け可能

ここまでZV-E10の魅力をご紹介してきましたが、やはり一番の特徴はレンズ交換ができること。逆にいうと、同シリーズのZV-1との違いは「レンズ交換ができることのみ」と言ってしまってもいいかもしれません。(その他の細かい違いは前述した通り)

ソニーの純正レンズだけでも60本以上あるので、最初のレンズでの撮影に慣れてきたら、他のレンズも覗いてみましょう。(ソニーEマウントレンズ一覧

ZV-1のような「シンプルなデザイン」を残しつつ、将来的に表現の幅を広げたくなった時にレンズを変えられる「柔軟性」もあわせ持つのがZV-E10。

そんな「長く使えるカメラ」として、ZV-E10を手にとってみてはいかがでしょうか?

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